えっ ⁈ 立てない ! 足が動かない ! どうゆうこと … まじか

病気平癒を誓う
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おかしくないか?こんなにすぐに筋力って落ちるものか?

2019年
12月中旬


緊急入院した
(11月後半から)
一般病室に戻ってからこのかた。(12月中旬ごろ)

たった半月ほど

寝たっきりだったからなのか、
何が原因なのかはわからないのですが、

気がついた時には、
私の足は鉄のような重さを感じ
べットで寝た体勢だと、なんとか、わずかに動く程度。
動いてるうちには入らないかも知れませんが
何とか動きはしてくれます。

寝返りができないため
同じ姿勢で寝ていることで
かなりの不自由と窮屈さを感じ始めていました。

私はこれまでの自分の身に起きた経過を全く知らず、
意識がようやく戻り始めた所だったので
何で?とか原因を考える余裕はありません。
ひたすら天井を見つめて過ごす状態。

経過した時間の感覚すらありません。
まだ数日しか経っていないような感覚です。

この時、妻は心臓停止による後遺障害なのでは?
と勝手に思い込んだそうです。
この先一生歩けないかもしれない。
そう覚悟もしたそうなんです。
(先生からは、経過を見ていかないと何とも言えない。と言われていたそうです) 
この覚悟が、後に、やっちまった! 妻の笑える後悔につながっていくんです。

まだ、熱も下がらず、体の状態も不完全。
ようやう意識も戻りつつあり、時間の経過を認識しました。

こんな急に筋力が落ちるのか?
足が動かなくなるものなのか?
意識が戻に連れ、徐々に怖さが込み上げてくるのです。

半月でこの足の状態はおかしくないか?

得も言われぬ不安は、思わぬ真実を知り解消。ならば、俺はまた歩ける。絶対に!


ただ、この頃は、主に左の腹部周辺に強い痛みが不定期に訪れ
その痛み怖がり、痛みを起こさない様にと
体が委縮して余計に動けない感じ。
脾臓の動脈破裂の手術の影響なんでしょうか。
(でも、私はまだそんな事があった事を知りません。)

焦る思いから
ベットの上で起き上がることを試してみます。

パラマウントベッドの力で、
座位ぐらいまでマットが起き上がってくれるのですが、
痛みのせいもあって、起き上がる事すら全く出来ませんでした。

痛みを避けて
寝返りすら出来ていませんでしたから仕方ないんですが
自分の足の状態を確かめたい。
不安や焦りが募ります。

車いすに移動できない私は
レントゲン や CT
何の検査をするにもベットごと移動。

病室は4人部屋なんですが
この病室が素晴らしく
各ベットはほぼ個室のようで3.5面は壁と大きな窓で仕切られた
出入口のみがカーテンで
ほぼ個室みたいな快適な部屋?なんです。

物音で感じ察する限り、
ベットで検査に移動する人などいらっしゃいません。
私だけです。

私にとっては、人生で初の入院。
病気なので他の方と比べても仕方のない事なのですが
ベットごとの移動みたく、たいそうにしているのは私だけ…

やっぱり、足に何かの異常があるのかな…
ますます心配になってきます。

有難いことに
妻は毎日、様子を見にお見舞いに来てくれます。

妻に不安をぶつけました。

すると、妻から衝撃の回答。
「心臓が一旦止まって死んだんだから
何があっても仕方ないよ。
今、生きているれてるんだから
気にしないで、先ずは早く元気になって。」

はぁ?何言ってんだ…
心臓が止まった?
誰が?えっ?わしか?
頭は一瞬、大混乱。

大まかにですが、今までの経過を聞き終えた時
なんとも言えない気持ち
悲しさ、申し訳なさ、感謝、有難さ、
説明の出来ない、でも、すごく清らかな気持ち
になれました。

足が不自由である不安は一瞬で消えました。

クララも立つ事が出来た。
絶対にわしも立って歩けるようになれる!

何故なのか、妻が帰ったあと、
妻から聞いた衝撃の事実を振り返りつつ
急にアルプスの少女ハイジのクララが思い浮かびました。
(幼少期の日曜日の朝のアニメ放映で見ていました。ムーミン、フランダースの犬など等)

宇宙飛行士の若田さんや野口さん達の
地球に帰還した直後、両肩を支えられ担がれるように歩く姿も浮かびました。
無重力環境での生活の為
歩くことが困難になるが、克服して又歩けるようになる。

不思議とそんな事が頭を駆け巡り
悲観的な考えは微塵も浮かびませんでした。

今思い起こしても不思議な思いなんですが
突然、思いが沸き上がります。

リハビリを始めなきゃ!

出物腫物ところ選ばず。だめだ、このままでは!

緊急入院から一般病室に戻ってしばらくのこの約半月間
口からの食事は
恐らく摂れていませんでした。 

この間の栄養は、点滴で補っていたのでしょうか。
定かではありません。

おトイレは、
50代半ばで、はや、オムツのお世話に。

尿は管で排出。
尿意は感じなかった気がします。
でも、ちゃんと出てました。

排便が困りました。
オムツにはできません。
したくありません。
意識が邪魔をします。

食事も摂っていませんし
便意も全く無く
便秘状態。

看護師さんたちは
あの手この手で排便を誘発してくれます。

酸化マグネシウム錠、下剤の服用
ここまでは素直に従いました。
ただ、唯一の抵抗
浣腸だけはひたすら拒否し続けました。

とんでもないことになる想像が容易に浮かびます。
どうしても許せません。

取られた処置は摘便。
看護師さんが指を突っ込んで
排出させてくれます。

恥ずかしいやら情けないやら。

私の意識が勝っていたのも
時間の問題でした。

出物、腫物ところ選ばず
本当にそう。
看護師さんの指により排出されます。

一度出てしまえば
後はそんなもんです。

このままでは、絶対に駄目だ!
せめて、トイレだけでも何としても行けるようにならねば!
 

~ To be continued ~

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