PET検査の結果。待合室での卒倒と緊急入院。

病気平癒を誓う
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悪い知らせ。電話にての緊急受診の要請。

2019年
11月下旬

週末に受けたPET検査の結果は翌週早々に判明。

先生から、緊急受診を要請する電話。
「詳しくは受診時にお伝えしますが、よろしくありません。」

血液の異常で結果はよろしくない。
となれば…
私の病気に対する知識内で血液の病気で重症といえば白血病。
私も家内も白血病を覚悟しました。

当時、水泳競技の有力選手であられる池江さんが、トレーニング中に白血病が発覚。
大きなニュースになったところです。
予兆も無く白血病は襲ってくるんだ…
自分をそのケースにあてはめてしまいました。

病院に向かおうと用意をするのですが、
今までに感じた事のない猛烈な倦怠感。立つのもやっとな状態。
立っていることが、歩くことがこんなにしんどいことがあるんだろうか…

妻は、診察に付いて行くと言ってくれます。
しかし、この期に及んでもプライドが許しません。
子供じゃあるまいし。

わたしの考えもプライドも、何の役にもたちません。
不要の極みなんです。
この後、大変な事になってしまいます。

恐怖の受診。検査結果を知る。

どうにかこうにか診察に臨みました。

モニターに映し出されたPET検査の結果の画像は、
全身各所、確か黄緑色に光っていたと思います。

光っているところが病巣なのです。
睾丸が一際強く光っていたのが印象的です。
やっぱり睾丸に腫れ感を覚えたのは間違いじゃなかったんだ。

結構、全身が光っています。

検査報告書によると

【所見】
頭頂から大腿骨骨幹部レベルまでの撮影。
肝脾腫が認められる。
肝臓・脾臓にびまん性(広範囲に広がる状態)の集積(多量に集まる)亢進(高い度合いに進む)を認める。
全身の骨・骨髄にやや不均等なびまん性の集積上昇を認める。
右精巣に強い集積上昇を認める。
CT上では肺野に異常陰影を認めません。
肝嚢胞・両腎嚢胞・左腎結石(20数年来の付合い)あり。
(SUVmax値の扱い方がわかりませんので非公開とさせていただきます)

【診断】
悪性リンパ腫の疑い。

白血病じゃなくて良かったー
第一の感想です。
先生に確かめました。
「白血病じゃないんですね?」

でも…よろしくない状態って言ってたよな…どうゆうこと?
「悪性リンパ腫も悪い病気なんですか?」

先生はあっさり
「がんの一種ですね」
(そう言えば、いかりや長介さんが確か悪性リンパ腫とか言ってたっけ…ふと、頭をよぎりました。)

こんな重大な事、本人に告げるものなか?
本人には隠して、家族にだけ告げるもんでしょ…ドラマでは
深刻さのかけらも感じませんでした。(怖がらさない為の配慮なのか?)

「でも、本当に早く特定出来て良かった。検査表を持って来てくれたからですよ。
担当が違うので、血液内科を受診してもらいます。
結構待つかもしれませんが、待合ロビーでお待ちくださいね。」

私にとって命の恩人ともいえる先生とはここでお別れ。
本当にありがとうございました。
[肝臓疾患専門の良き先生との出会いに感謝。]

待合ロビーでの卒倒

やっとの思いでロビーへ。
診察室の扉を開ければそこがロビーなのに。

ここからの記憶は曖昧です。
確か、受付の方に名前を呼ばれて受付カウンターに。
もう、限界かも…
何を聞いたのか、ロビーの椅子に戻れたのか否か。
そのあたりで力尽き卒倒したのでしょう。
(自身の名誉?の為に…病名を聞いたショックで倒れた訳ではありません。まだどんな病気か知りませんでした。)
[病院の待合ロビーで倒れた事に感謝。]

どれぐらいの時間経過したのか、その間意識があったのか、なかったのか?
どの様な処置を施されたのか、記憶は判然としておりません。
気が付いた時、妻は、恐らく処置室いる私の傍らに付き添ってくれていました。

どうなったの?
何があったの?

ストレッチャーに乗ったままの状態。
背中がたまらなく痛い。

容体が落ち着いたと判断され、そのまま緊急での入院となりました。
 

~ To be continued ~

https://can-be-reborn/cond-chg/

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