がんを患って考えるこれからの生活費。どうすればいいのか?

治療費やお金に関する各制度
スポンサーリンク

下の娘が大学を卒業した2019年3月。
私の悪性リンパ腫が発覚したのは、その年の11月。
までの約8か月の間、妻とは時々
「そろそろがん保険に入らないとね。」
そんな会話はしていたんです。
意識もしていたんです。

その反面、頭の中では、まだ必要ないかもな。
私が社会人なりたての頃に加入した生命保険。
確か、本人妻型の入院特約も付けているし。

そんな思考が行動を鈍らせたのだと思います。
結局のところ、がん保険には入らず。

後悔先に立たず。それが故に心配です。
この先どうなるのだろうか?
あとの祭りとは言え、不安がこみ上げて来ます。

意識が明瞭になるに従い
足が動かず、立つ事すら出来ず、オムツに頼る生活。
このままずっと立てなければどうなるのだろうか?
どうやって生活していけばいいのだ?

不安で気がおかしくなりそうに。
考えるているだけでは、思考が悪い方にしか向きません。

安心できる材料を探さねば。

確実に出来る事から始めよう。自家用車を軽自動車に。

一番に着手した事。
夫婦二人で近所の買い物で乗る事がほとんどのミニバン。
大きい車ですが、妻も時々は運転していました。
病気が発覚してからは、このミニバンで病院の送り迎え。

大柄なボディーで、ちょい乗りばかり。
燃費も最悪。6km/L程度。

車検はもう1か月の猶予もない程迫っています。
型式も古くなり、車検整備にもそこそこお金がかかります。
妻が時々でも運転するので、確かな整備を求め車検はディーラで。

この際、妻や娘にも乗りやすい軽自動車に乗り換えよう!
車検費用にちょいたしで、取り急ぎ中古の軽自動車を。
病床で、ふと、よぎるんです。

行動力のある、他県に嫁いだ長女にこの件を託しました。

この先の不安もあるので、取り急ぎ、予算50万で。
軽自動車の相場など知る由もない私。
50万ではろくな軽の中古車は無い感じ。

娘がお世話になっている車ディーラーの
色々な方のご協力のおかげで60万円で決着。

一歩前進。

自転車で病院までお見舞いに来てくれていた妻ですが
気軽に運転出来る足を確保。
のはずが…妻は今どきのアイドリングストップに馴染めず
しばしの間、運転を怖がっていたとの事。

今までの通り、自転車に乗ってお見舞いに来てくれる事が多いんです。
乗り換えの意味がありません…。

生命保険の特約の確認

続いて、治療費にあてるお金の目途を明確にしよう。

当面の治療費は、少ないながらの貯えから捻出するとして
私の加入している保険の入院特約で
どのくらい治療費が賄えるのだろうか?
支払った額は補えるののだろうか?

生命保険など意識することなく過ごしてきたものですから
どういった保障になっているのかわかりません。

確認したところ、特約の入院給付金は
入院5日目より日額6千円の給付金が支払われるとの事。
つまり、入院後4日間はカウントされず。

11月下旬より入院してかれこれ1か月。
25日×6千円=15万の入院給付金

高額療養費制度があるので
1か月の医療費は、入院給付金で賄えそう。
限度額適用認定証も取得済みであったため
治療費の目途がたちました。

高額療養費制度や限度額適用認定証に関しては
悪性リンパ腫発覚から緊急入院そして緊急手術に要した治療費
を参照下さい。

具体的に見えてくると、幾分か安心感が芽生え
気分は晴れやかになってきます。

入院日数次第ですが、医療費の持ち出しも
入院給付金のおかげで、それ程は心配しなくても済みそうです。

会社が行ってくれた対応。

新卒から4年程の間
大手と呼ばれる金融機関に勤めていた経験があります。

想像もつかない展開で
現在勤務する零細企業にスカウトされ、転職することにしました。

そのまま金融機関に属していれば、よほどのことが無い限り
病気により失職するかもと想像する事は無かったのでしょう。

しかし、転職から30年ほど勤め続けても、そこは個人商店のような零細企業。
書面での雇用契約書を交わす訳でもなく、就業規則など見た事もありません。
確固たる保証などあるはずも無いと、心穏やかではありません。

この世の中、好況なのか不況なのか釈然としない状況下
残念ながら不況ジャンルに属しており、経営者の頭の中は
これ幸い、病気になったことを理由に、解雇もあり得るのでは?

人間の思考は恐ろしいものです。
これからの生活への心配など
ネガティブ思考が勝っている時には、
本当に恐ろしい想像が沸いてくるものです。

心の中は、一歩進んで二歩下がる様な状況。

そんな中、会社を休んで1か月を過ぎた頃
社長からお見舞いに来られるとの連絡。
嫌な予感…。

お見舞い?解雇通告?

結果は、
お見舞い 兼 今後の会社の対処の通達。

「来年2月まで有給扱いで回復を待っています。
それ以上の休職が続く場合は
休業扱いとして傷病手当金の給付を受けてもらい
社会保険料等の自己負担分は、今まで通り自己負担してもらいます。」

その時はまだ傷病手当金の意味が分かりませんでしたが
2月までお給料がいただける。
これなら大丈夫だろう…。

立って歩ける目処もたっていませんが
お金の見通しがたち、心は穏やかに。

病気への備えでお伝えしたい事

出来る事ならば、病気を患う前の方々にお伝えし
お役に立てるブログを書きたいのですが
お伝えする難しさを痛感し、出来ない事が無念でなりません。

既に、何らかの病を罹患されている場合、
ご本人さんが新たに保険の加入を考えても難しい場合がほとんどです。

ですが、ご家族は如何ですか?
本当に、ご本人さんには何もできる事はないのでしょうか?

ご家族に病を患われた方がいらっしゃれば
現実的に家計を見直しせざるを得ません。

一家の大黒柱が1人で家計を担っている場合なお更です。
私の場合がそうです。

専業主婦である妻は
「私が働くから安心して」
そう言ってくれます。

しかし妻は、下の娘が幼稚園に通う頃
目まいに襲われ、原因がわからないまま2か月ほど入院。
それ以降、20数年の間、日常生活には支障はないのですが
体調不良は続いています。
私としては、妻に働いてもらう訳にはいかない。そう考えています。

それぞれの家庭で抱えている事情は様々です。

一家の大黒柱が休職の間の収入を補ってくれる保険等々
ニーズは様々でしょう。

自分で、自身の事情に合う保険を見つけ出すのは
正直、大変な作業です。

私が新卒で入社したのは大手の金融機関。
30数年前の話ですが、
金融知識は今でも多少の馴染みを持っています。
それでも大変だと思います。

細かな約款まで目を通す事などできません。
でも、約款の中に大切な条件が潜んでいることが多いのです。

保険の場合、自分のニーズに合う保証内容ばかりに目が奪われ
その保険の全体を見誤り、こんなはずじゃなかった…。
あり得る話なんです。

『 木を見て森を見ず 』

保険以外にも見直せる生活費、電気やガス、通信費など
生活にかかる費用をあっちこっちと何社にも相談するのではなく
一括で見直しの相談ができるサービスと出会います。

病気療養中の私にとって、面倒なことは無理なので
生活費の改善のアイデアと知識が豊富な
ファイナンシャルプランナー有資格者にワンストップで
相談出来るのはメリットでした。

傷病手当金は給与収入の約65%の支給額です。
その支給額から更に社会保険料や税金を払わねばならないんです。
家計支出は見直しせざるを得ません。

こんな事情を踏まえていただいた上で
生活費に関する専門知識を備えた
ファイナンシャルプランナーの有資格者に相談が出来たのはありがたかったです。

多くの方が思い込まれているであろうことは
一度相談すると、勧誘がしつこくて面倒なことになりそう。

そう考えて、相談を躊躇される方が多いのではないのでしょうか。

相談に応じて下さるファイナンシャルプランナーの方は
保険や各種サービスの契約を取ることを主たる目的として
生計をたてる外交員さんではありません。
勿論、契約を取れればその方の報酬につながるのでしょう。
しかしそれは、その方にとって、その他の収入一つ。
違う本業が有られます。

しつこい勧誘は無いと思っていいと思います。
性格は人それぞれですから、絶対とは断言できませんが
しつこい勧誘をされる場合は、当該ファイナンシャルプランナーさんに
指導を行っていただける連絡先があります。

先ずは、あれこれ心配を頭にめぐらす前にお電話される事を
おすすめします。

ただ、何が心配なのかは明確にしておきましょう。
具体的項目が分からないのに相談は出来ませんから。

相談は無料。先ずは上記サイトをお目通し下さい。

相談方法は、電話相談・オンライン ビデオ/チャット・対面での相談

お好きな方法で相談が可能です。

そのような会社がある事を知り、相談する事で一歩を踏み出してみて下さい。
病気の治療に専念できるように頭のもやもやの解消に努めて下さい。

私の信条
病は気から

心が不安でネガティブな時は、普段なら、思いもしない事が頭を巡り、
さらに不安が募ってしまいます。

体は病を患っていても、心は元気であって欲しいと願います。

私の経験ですが、同じことで心配をされている方は少なく無いと思います。
是非ご実践下さい。

私は、電気・ガス・通信(ネット環境とスマホ契約)・保険をどうしていくのかを
アドバイスいただきました。
確実に生活費を抑える必要に迫られています。

~ END ~


コメント

タイトルとURLをコピーしました