悪性リンパ腫の入院治療費。1か月の入院治療費。

治療費やお金に関する各制度
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2019年12月に要した医療費

2019年11月下旬、悪性リンパ腫が発覚してからの怒涛の10日間あまり。
その間10日間を含めその前に通院した費用等含め
11月に要した保険診療点数の合計は、329,582点。

保険診療点数1点 = 10円
医療費の総額は約330万円。
その他にも、入院時の食事療養費や保険外負担費が必要となります。

ICU(集中治療室)・HCU(高度治療室)での治療を経て
12月初めに一般病室に戻る事ができました。

12月の1か月間、血液検査やその他の様々な検査。
CT検査は2度。造影剤有と無し。
胃・十二指腸の内視鏡検査など等。
主たる治療は輸血2回と抗がん剤治療の点滴が3回でした。

輸血を行った理由は忘れました。
脾臓動脈からの出血が原因だったのか
CHOP療法後の骨髄抑制による血球減少を補うためだったのか…。

ごめんなさい。
血球減少による治療で輸血を行うのか否か判然としませんが
確かそのような事を言われた微かな記憶が残っているんです。

一般病室に戻った10日後辺りで
1回目の薬量を減量してのCHOP療法を行っていただきました。
その後10日程のインターバルを経て、抗がん剤リツキシマ(R)の点滴。
3日後に通常量での抗がん剤CHOP療法。

その数日前には、胃・十二指腸の内視鏡検査
造影剤を用いたCT検査など行っているんですが
この頃は、その時の意識はあったのだと思いますが
振り返るとそのあたりの記憶が残っていないんです。

病室で意識不明になり緊急手術を経て、ICUでの治療中の心停止。
その後、懸命の治療のお陰で復活させていただいたのですが
明瞭な記憶が戻ったのは12月中旬から後半あたりなんです。

話が少し反れてしまいました。

お伝えしたかったことは
私は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL) を患いました。

私のケースは特殊なのかもしれないので
同じ病気の一般的な入院治療費の参考にはならないのかも知れない事
悪しからずお知り置き下さい。

大まかですが、上記内容での入院での治療費用です。

12月1日~31日の入院期間に要した保険診療点数の合計は
196,220点でした。
(食事療養費と保険外負担は除く)

金額にして、1,962,220円です。

自己負担割合30%
自己負担額 588,670円(10円未満は法令により四捨五入)

その他に
食事療養費・・・38,640円(@460×84回)
保険外負担・・・ 2,161円(病衣料,オムツ等)

これだけの金額がかかって来るんです。

実際に、自己負担するべき金額は、だいたい15万円程度。
高額療養費により還付される制度がございます。
悪性リンパ腫が発覚してからの緊急入院。そして緊急手術に要した費用
の、11月分の「高額療養費制度」による返金額を参照下さい。

高額療養費制度は、国民健康保険加入者や全国健康保険協会など
お勤め先の会社が所属される健康保険組合の加入者であれば
高額な医療費がかかった時でも、支払いの上限を設けて負担を抑えてくれる制度です。

ですから、上記の自己負担額の約59万円を丸々自己負担する訳ではありません。

病気に際して必要な備え

家計の収入は、私に依る事が全てだった我が家では
妻が抱く、この先の生活に対する不安は、筆舌に尽くしがたい思いでしょう。

私の前では不安な素振りなど微塵も感じさせることはありませんが
不安でない訳がありません。
私の今後の病状
私の現状を含めた上での生活設計
考えれば恐らく切りがないことでしょう。

不躾な表現とわかりつつも、敢えて申し上げます。
お金に関する心配が、あれもこれもと、一気に襲い掛かって来るのです。

ブログを書きながらいつも思うんです。
どうすればこの思いを、今、病気を患っていない方にお伝えできるのか。

健康が第一。幸せが一番。お金なんて二の次、三の次。
確かにそうだと思う時期もありました。
今になれば、ある程度のお金をお持ちの方ならば
そうお考えになられても、おっしゃられても
間違いでは無いのでしょう。

しかしひと度、健康を崩して、大病を患ってしまうと。
どうしても必要になるのです。
先立つもの・・・お金が。

病床に伏せる私では、お金が尽きて困っている家族がいたとしても
直ぐに何をしてあげられる訳ではありません。
情けない思いで一杯です。

働きたいと会社に申し出をしても、
体調が万全ではないと判断されれば
会社も様々な配慮から、すぐに復帰を認めてくれる事はないでしょう。

病人の私が言うのもおかしいのですが、
妻に働いてもらうという選択も避けたいと思っています。
妻の体調も万全ではありません。
それを分っていながら、何の対策も施さなかった私が悪いのです。

健康な方へお伝えしたい。
もし、まだ、ガン保険に加入されていない方へ。
それが一家の大黒柱さんならなお更です。

是非、ガン保険の加入を検討ください。

ガンに罹患してからでは
何もすることも出来ないことをお伝えさせていただきたい。

がん保険の必要性は改めて違う機会にお伝えしたいと考えています。
ガンになった状況を想像できますか?

たくさんの有効な抗がん剤が開発されています。
治療法の選択肢も増えてきているのでしょう。
その中には保険が利かず、全額自己負担のお薬もあるんです。

ご参考までに
私の受けている抗がん剤の一つ、リツキシマブは
一回の点滴の保険診療点数は諸々を含め 18,329点
1回の点滴治療が約18万円かかるんです。
自己負担額は約5.5万円です。

これが6回、8回と、回数は人それぞれですが、複数回続くのです。

放射線治も様々です。
私はこの治療を受けていないので言及出来ません。

これらの治療がどのようにして施されるかご存知ですか?
多くの方は入院治療でと思われる事でしょう。
今や、通院で施される事は珍しくはないんです。

がん保険。いかがお考えでしょうか。

がん保険のイメージは如何お考えですか?
入院1日につき・・・円を支給。
例えば、日額2万円。「これだけあれば十分よね」
そのうえ、最先端治療に関する治療費などを保証。
だいたいこんな感じでは・・・。

今や、これでは不十分なんです。
抗がん剤治療や放射線治療が、通院で施される時代なんです。
一回の通院で、うん万円、十うん万円。
大いにあり得る話なんです。
勿論、後日、高額療養費制度で自己負担額の上限額以上は返金されるとしても。
不安を煽るつもりはございません。

現実をお伝えさせていただきたいのです。
現実に即した保険をお選びいただく必要がある事を
わかって欲しいと願うのです。

私は金融機関での勤務経験はあるのですが
保険を選定しお薦め出来る立場にはありません。

ですから、ファイナンシャルプランナーさんに相談いただきたいのです。
ファイナンシャルプランナーさんは、保険の専門外交員さんではありません。

相談の前に、ご自身の不安に感じられる事を明確に整理して下さい。

  • 先進治療への対応
  • 入院保障への対応
  • 通院治療での対応(抗がん剤治療・放射線治療が過不足なく保証される)
  • 休業中の生活保障、対策
  • 1回の入院・通院日数制限
  • 不幸にも再発した場合の対応(前回の保障給付からの欠格期間の有無)
  • お子様がいらっしゃるケースの確認
  • これらを満たした商品組み合わせ(ポートフォリオ)の作成依頼

この他にも、奥様やご主人さんのご事情を加味なされて
相談の内容をおまとめ下さい。

無料相談で気になる事。嫌な事。
想像なんですが、しつこい勧誘が嫌だからしたくない。
無料で相談したのはいいけど、後からのしつこく勧誘されるのが困る。
だから相談はちょっと・・・。

そんなあなたには
生命保険の加入や見直し相談をファイナンシャルプランナーが全国無料で診断 してくれる
こちらでの相談が最適ではないかと私は思います。

相談相手はファイナンシャルプランナーの有資格者です。
担当されたファイナンシャルプランナーさんがあまりにも熱心で
あなたとの 温度差 や しつこさ を感じられた場合
勧誘や対応でのお困りの場合の専用の窓口も用意されています。

担当者を変更してもらうことだって可能なんです。

私としては、先ずは相談をなされて
ご自身の、ご家庭の備えがどういう状況なのかをお確かめいただきたいのです。

備えが不足していれば、お金持ちの方は別として、恐らくはほとんどの方が
実際にお困りになられるか、余計な心配をしなければならない。
私のようになってしまうんです。

体は病気でも、心を元気に保っていただきたいときに
要らぬことで、心の元気を無くす事を避けていただきたいだけなのです。

~ To be continued ~

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